第9回エコ・リサ見学会研修ツアー
1年でごみ半減の日野市へ

8月22日(木)39人のエコ・リサ会員を乗せたバスは川越駅を9時に出発。参加者の楽しい自己紹介と活動報告を聞いているうちに、10時30分日野市リサイクルセンターに到着。
 

収集袋日野市役所リサイクル推進課の佐野榮一さんや楢本昭さんによる同市のごみ半減戦略について聞いたのち質問や意見交換。あまり聞きたいことが多くて、予定の12時まででは時間が足りなかった。
さて、日野市のごみの減量作戦は平成10年頃から始まった。その当時の日野市は不燃ごみ排出量もリサイクル率も多摩地区でワーストワンといわれていた。市民は市内に7200ケ置かれた鉄製のダストボックスにごみを出していた。
平成11年3月市長はダストボックス廃止の決意を表明した。5月から市民と事業者との対話集会を開始。
平成11年10月市職員の中から募ったごみ減量作戦のボランティア150人を含むごみ減量対策本部を発足させた。
平成12年10月新しい収集体制開始。その後の1年間でごみの排出を半減させた。

同市のごみ半減作戦の4大特徴
1、市長を先頭とした専門の職員と、150余名の市職員ボランティアによる市民との対話集会600回

会場全体市民との対話のために市長は駅前に立ってマイクを握り、市職員ボランティアは市民の対話集会を細かにこなした。公団住宅では、管理人と相談して棟ごとに、ある時は階段ごとに市民対話が行われ、最終的に16万6千人の市民の3万人が対話集会

2、ごみの戸別収集制度

戸別収集制度で、市民が自分の出すごみに責任を持つようになった。「分別が徹底します。資源ごみの日はぴかぴかに洗われたビンが戸口に並びますよ。資源回収品は袋に入れて出すのは駄目です。」と説明者は言う。よそ者や事業者のごみが家庭ごみに混入しなくなったという結果も生んだ。総排出量を27%も下げた事の原因の1つはこんな所にもあるらしい。

3、ごみ収集の有料化

ごみ収集の有料化は、ごみ袋の値段を高くする方法で実現した。ごみの有料化を提
案した時不法投棄が増えると言う反対論があった。しかし不法投棄は増えなかった。

4、まちの分別屋さん制度

面白いのはまちの分別屋さん制度。4組の男女がそれぞれ分別とごみ出しの指導に当たる。不法投棄の監視も仕事だ。制度を作ったら制度の番人も必要。
かくして日野市のごみ半減は実現した。
「有料化は減量の大きな要因では有りません」説明役の佐野さんは「市民が目覚めた事がごみ半減の最大の原因」と言う。
 -新制度の経済効果、特に戸別収集の費用についてもっと知る時間が欲しかったな-
日野市の帰りに、NPO「東京・多摩リサイクル市民連邦」が運営する多摩ニュータウン環境組合の「リサイクルセンター」の見学をして見学会を終わった。 【竹村 記】

リサイクル品展示
自転車修理作業
☆まさにリサイクル!生まれ変わる家具そして自転車(多摩リサイクルセンター内)
 
 
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