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デンマークのエネルギー政策研修見学ツアーに参加して
昨年2月に京都議定書が発効し、日本は2012年までに1990年時点より二酸化炭素を6%減らす国際義務が発生しました。しかし、2003年時点で、逆に8%増えていますから、14%以上減らさなければなりません。環境省や経済産業省は早くも「どうも達成できそうもない」と弱音を吐いていると言う噂もあります。
一方、EUは平均でマイナス7%が義務づけられているにも拘らず、着々とその達成に近づいている、と言う情報があります。
今回、EUの中でも優等生の国、デンマークのエネルギー政策についての研修見学ツアーに昨年11月6日より12日まで参加しました。
デンマークは島の多い国で、本土面積は九州より少し大きい程度、人口530万人ですが、ほかにグリーンランドを領有しています。
本土は平で1番高い山が173mしかなく、従って川がありません。首都のコペンハーゲンの緯度はサハリンの最北端くらいですが、メキシコ暖流の影響で気温は札幌程度とのことで、私が行った11月初めの気温は関東地方の1月くらいです。
夕方、コペンハーゲンの飛行場からバスでホテルに向かったのですが、バスには暖房がありません。そういえば、以前、ドイツに2月に行った時もバスに暖房がなかった事を思い出しました。デンマークに行って最初のカルチャーショックは、ホテルに行く途中で日本の明石大橋に次ぐ長い橋である、グレートベルト橋を通ったとき、夜になっていたのに街灯がなかった事です。自動車交通のみの高速道路では街灯は不要、と言う考え方なのでしょう、でも、人通りのある街に近づけば街灯があります。
日本の大きな橋だったらどうでしょう、ギンギラギンに街灯をつけて、おまけにライトアップまでしているではありませんか。
デンマークでは、街の一般道には必ず車道の両側に約1.5m幅程度の自転車道路がついていて、その両側に歩道があり、自転車交通が盛んです。日本でも「地球温暖化
防止の為に、出来るだけ車を止めて自転車や、公共交通機関を利用しよう!」というキャンペーンはやっていますが、それはお題目だけで、政策としては何もやっておらず、自転車専用道路は無いし、バスも優先ではないのでなかなか時間通り走れません。
エーロイ島は、人口7千人位の町で、デンマークでもモデル地区になっているようで、
そこでは、風力発電が3基あって、島の電力の60%をまかなっていて、2010年までにもう3基増設して100%以上にすると言っていました。もっとも、一般家庭の電力は1kwだそう
です。デンマークの一般家庭の使用エネルギーは、暖房が60%で、車が20%、電気が20%だそうです。ちなみに、日本の平均的な暖房エネルギーは20%です。
そこで、暖房エネルギーをどうするか、が、
最も重要で、太陽温水器による温水を 6月〜9月の4か月間供給し、後の8か月は 麦わらボイラーによる温水を供給して地域暖房に利用しています。麦わらを燃したとき
に発生した二酸化炭素は、翌年の麦の生 長で全て吸収しますから、化石燃料と違 って持続可能なエネルギー源になっています。
その他バイオガス等いろいろ有りますが、紙 面の都合でこれだけとし、最後にエネルギー省の役人が、「デンマークでは2012年までに、1990年時点より二酸化炭素を21%減少できる。」と言っていたことをあげて置きます。
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編集後記:メンバーとパソコンの健康があってこそのエコ・リサの活動。地球環境とともに健康にも注意し、次年度もみんなでかんばって行きましょう。
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