|
|
| 生活クラブ生協の『大宮ブロックグリーンシステムによるCO2削減委員会』の企画で久喜宮代衛星組合に行ってきました。 |
|
|
久喜宮代の人口は10万人で約4万世帯、おそらく埼玉では一番古い1975年と1980年に建設された処理能力75t/24hの2基の焼却炉を現在交互に使用している。19年度の衛生組合予算額は31億円で、今年度は焼却炉の改修工事のために12億円を特別に計上しており、昨年度までは約18億円で推移してきているとのことです。
ダイオキシン問題が騒がれたころに、ごみ焼却炉の建設を立案し、新設炉建設検討委員会を立ち上げたところ、1998年に最終答申@堆肥化施設の建設による生ごみ全量堆肥化 A熱分解ガス化溶融炉(60t/日×1基)の建設 Bリサイクルプラザの建設 が提出された。これを受けて2002年からモデル地区(約8600世帯)において台所資源の分別回収を開始し、処理能力4.8t/日の施設で生ごみ堆肥化を行なっています。
職員の鈴木さんのお話によると、人件費等をどのように含ませるかで一概に比較するのは危険ではあるけれど、一般市町村で燃やせるごみとして処理すると4万円/t前後のものが、久喜宮代衛生組合の生ごみ堆肥化の処理費は10万円/t以上かかっていることになるそうです。
当組合では住民の協力を得て、「2分類・15種」ごみ分別を実施。1994年度から「プラスチック類」の分別を開始するなど、現在は燃やせるごみの中に含まれる異物は数%台にて推移しています。
生ごみや剪定枝を堆肥化することで、焼却により発生することが考えられる環境負荷の低減に努めており、焼却灰の発生についても抑制されることになる。今後は全世帯での生ごみ堆肥化を目指していくとのことです。
ちなみに私が暮らす、似かよった人口規模のごみ処理をしている蓮田市白岡町環境衛生組合(人口は11万人で約4万世帯)の衛生組合予算額は約25億円。3
基の60t/日の高度焼却施設でプラスチックも生ごみも燃やすために、100億円を借 金して建設した焼却施設のために毎年およそ7億円が返済に充てられている。
仕組みは企業秘密とのことでしたが、堆肥化施設の裏に大きな脱臭施設ができていました。
|
 |
来年度以降、資源化しやすいプラスチックの分別を検討中とはいえ、久喜宮代市民が分別を徹底的に行い、プラスチック類を取り除いて資源化し、昔のごみの組成に近づけ、32年前の古い焼却施設をできるだけ使用していこうとする取り組みはとても健全にうつり、うらやましい限りです。 |
|
報告者:大前万寿美
|
|
| |
|
|
|