房ちゃんの自然発見

4月25日更新
No.01
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文・写真/長須房次郎
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〜高須賀池とその周辺〜
   
高須賀池
ここは幸手市内で豊かな自然の見られる地域として第一にあげたい地域です。
 この池は天明6年(1786)の洪水で出来ました。市内にただひとつだけ押堀としての面影を残している池です。
 
高須賀池  

池の周囲にはヨシやマコモなどの湿性植物が生え、東側には東武日光線までの沿道沿いにエノキ、ムクノキ、など30種以上の樹種による帯状の樹林が広がっています。北側には中川が流れ西側には松石の集落、南側には水田が広がっています。

カラスノエンドウ
  カラスノエンドウ
ムラサキサギゴケ
 こうした環境に恵まれたこの付近には、チョウやトンボの昆虫類、コジュケイやカイツブリなどの鳥類など多様な動物や植物が見られます。四季折々多様な動植物の見られるこの周辺は市民の自然に親しむ絶好の場所、どんな生物が見られるか。機会をみて取り上げてみたいと思います。
ムラサキサギゴケ  
 

〜高須賀池〜
湖沼としての価値は高く、自然環境保全法にもとづく環境庁の調査対象の天然沼として指定されている。

 
 
 
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