6月4日朝、突然「ジャガイモにトマトが生ってるんです。見に来て・・・」という電話をいただき幸手市下川崎の細井勇さん方を訪ねました。ジャガイモ畑には緑色でミニトマトそっくりの実が生っていました。遊びに来ていた近所の岡ます江さんが「60年も生きていてこんなの初めて見た」というと、細井美津江さんも「まるでミニトマトみたいだねぇ」と・・・。
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【見つけた場所を指差す細井さん(右)と岡さん(左)】
幸手市下川崎の細井さん方 6月4日撮影
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【ジャガイモの茎に生った実】
幸手市下川崎の細井さん方 6月4日撮影
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2センチほどの、ミニトマトそっくりの実が1株に3個ついていました。このジャガイモはキタアカリという品種でした。
細井さんは今年はダンシャクとキタアカリの2種類を植えたということでした。
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ジャガイモはナスの花によく似た花をつけますが、果実はほとんど実りません。しかし実をつける品種では、ミニトマトによく似た緑色の実をつけます。細井さん方で実をつけたのはキタアカリという品種です。このキタアカリを栽培された方は、細井さん方のように実のなっているジャガイモを見られたのでは・・・。
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【キタアカリの花】
幸手市天神島地内 6月10日撮影
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ジャガモはナス科で、日本には江戸時代の初期にインドネシアのジャカトラ港(ジャカルタ)から長崎に伝えられたので、ジャガタライモと呼ばれます。和名のジャガイモはジャガタライモが転じたものといわれ、馬鈴薯ともいわれます。
ジャガイモの実がミニトマトに似ているのは、トマトもナス科で近縁種ということからうなづけます。今年の気象が、ジャガイモの発育に好条件だったので生ったのではないかと考えられます。
私達が食べているのは、ジャガイモの塊茎と呼ばれている部分で、地下茎から伸びたストロンが、デンプンなどの養分を蓄えながら肥大化したものです。
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【ダンシャクの花】
幸手市天神島地内 6月10日撮影
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【トウロウソウの花】
幸手市中4丁目の自宅にて 6月10日撮影
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【トウロウソウの花】
わが家のトウロウソウ(別名セイロンベンケイ)が10年振りに花をつけました。ハカラメという名前で平成4年11月1日に知人から頂いたもので、平成8年4月に花をつけてから今年で2回目です。花が灯篭に煮ているのでトウロウソウ。ベンケイソウ科の植物で、知人が石垣島から持ち帰ったものということでした。葉を水につけておくと芽が出るので「葉から芽」ハカラメの名もあります。 |
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【アサザの花】
幸手市高須賀池にて 6月21日撮影
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【アサザの花】
絶滅危惧IB類(県)のアサザが花を咲かせています。高須賀池公園の工事で心配されましたが、しっかり息づいています。栗橋町狐塚の内池でも花をつけていました。7〜8月にも楽しめますのでぜひ一度見学を!アサザはミツガシワ科の水草。
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【ミゾコウジュの群落】
鷲宮町上内地内にて 6月10日撮影
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【ミゾコウジュの群落】
絶滅危惧U類(県)のミゾコウジュ(シソ科)が幸手や久喜市内、鷲宮町内各所で見られました。花期は5〜6月なので7月は見られませんが・・・。この写真は道ばたの舗装されていない水溜まりのある所での群落。
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【ハラビロトンボ】
鷲宮町八甫上地内にて 6月16日撮影
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【トンボの仲間】
絶滅危惧IA類(県)デンジソウ生育地付近で、6月16日当日羽化したものも・・・また、その近くにはモートンイトトンボも羽化が観察出来ました。
6月18日にはアキアカネとノシメトンボの羽化を観察できました。場所は蓮田市の黒浜沼周辺の水田、割合はノシメトンボは少なく、アキアカネが大多数でした。この日は曇りで午後には雨が降り出しましたが・・・。黒浜沼では、コシアキトンボの羽化、セスジイトトンボの産卵、シオカラトンボの交尾も観察できました。コフキトンボは多数見られ、そのなかにオビトンボも見られました。 |
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こちらは終了しました
◆◆工場見学会参加者募集◆◆
《と き》 |
7月26日(土)
午前9時から12時 |
《ところ》 |
キューピー(株)五霞工場
幸手市北公民館:午前8時40分集合 |
《対 象》 |
幸手自然愛護会会員ならびに市内在住、在学の小中学生と家族どなたでも。定員100名 |
《参加費》 |
200円(保険代も含む) |
《内 容》 |
北公民館からキューピー工場まで、行幸湖畔を往復歩きながら自然とふれあう。工場見学。 |
《締切り》 |
7月15日(土)定員になり次第締め切ります。 |
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《申込・問合せ先》
TEL 0480(43)1373 横田千代子
TEL 0480(43)0803 小松テル子
主催:幸手自然愛護会 後援:キューピー株式会社
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