|
暖冬といわれながらも3月になって寒さが・・・しかし、春は確実にやってきました。
3月22日、江戸川右岸を歩いてみました。場所は「海から55キロ」地点付近です。
菜の花が堤防を黄色に染め上げていました。一面、枯蘆(かれあし)で覆われている河川敷に点在するヤナギ(柳)の芽も薄緑色になっていました。今回は、菜の花の咲く堤防を歩きながら、堤防や河川敷で出会った植物を紹介します。 |
|
「海から55キロ」地点より上流の江戸川
江戸川右岸堤防より 3月22日撮影
|
堤防一面に咲く菜の花
江戸川右岸堤防にて 3月22日撮影
|
|
江戸川右岸河川敷にて 3月22日撮影
|
トウダイグサはトウダイグサ科の2年草。トウダイグサの灯台は、昔、明かりを灯す皿をのせた台のことで草の姿がこの台に似ているので名付けられた。久喜は芽根元の部分から枝分かれして直立し、高さ25〜40センチになり、茎を切ると乳白色の汁が出てこの汁に触れるとかぶれる。似た種類のノウルシ、タカトウダイなども有毒。 |
|
|
|
江戸川右岸河川敷にて 3月22日撮影
|
ミゾコウジュ(シソ科)は埼玉県版レッドデータブックには絶滅危惧種U類にリストアップされている稀種。近年市内各所で生育が確認されている。花期は5〜6月、花冠は淡紫色、花期には根生葉は枯れる。 |
|
|
|
江戸川右岸堤防にて 3月22日撮影
|
ホトケノザ(シソ科)は春早くから赤い綺麗な花を咲かせる春の代表的な野草の一つ。春の七草の中にあるホトケノザとは別種。オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)の原産地は西アジアからヨーロッパで、日本へは明治の中ごろ(1887)帰化。今では全国に広がっている。在来種と帰化種が共存している。 |
|
|
|
江戸川右岸河堤防にて 3月22日撮影
|
ノジスミレ(スミレ科)は道ばたや草原に生える多年草。スミレに似ているが葉に細かい毛が密生、葉の形はスミレに比べ下方のが広い。葉身の基部の両側が上面に向かって巻き上がる性質がある。花はスミレよりやや小さく、色が薄く側弁の内側は無毛なので見分けられる。 |
|
|
|
江戸川右岸河堤防にて 3月22日撮影
|
「おらが世やそこらの草も餅になる」一茶
春早く草餅をつくる草全体に独特の香気があるキク科の多年草。弥生の節句には草餅に、端午の節句には菖蒲と一緒にさしたり風呂に立てたりする習慣がある。 |
|
|
|
|
|
|
※写真をクリックすると大きな画像がご覧になれます
|
|
3月28日国分尼寺の跡地、尼寺公園の淡墨桜を見学しました。関係者の方から「今日は最高!」と言われました。淡墨桜は「満開を過ぎると、うすずみをかけたように変わる」のが特徴。この日はうすずみをかけたように変わったものと、うすいピンク色の満開近くのものとが見られました。 |
|
満開を過ぎてうすずみ色になっている
淡墨桜
|
満開間近、うすいピンクをしている色
|
淡墨桜の花
|
|
|
|
・案内板には「ここの淡墨桜は、樹齢1300余年といわれている国指定天然記念物のある岐阜県根尾村から実生苗を取り寄せて昭和60年に移植した」と書かれていました。
|
|
|
|
|
|
|
|
※写真をクリックすると大きな画像がご覧になれます
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
◆ふれあいウォークのご案内◆
主催 幸手市自然愛護会
《と き》 |
5月6日(日)午前9時30分集合
解散予定は午後2時頃 小雨決行 |
《内 容》 |
権現堂堤・高須賀池周辺の自然探索&なんじゃもんじゃ見学 |
《集合場所》 |
幸手市北公民館
(幸手市内国府間867) |
《講 師》 |
幸手自然愛護会 長須房次郎会長 |
《参加費》 |
200円(保険代含む) |
《参加について》
会員以外の方も歓迎します。弁当・飲み物・雨具・筆記用具・ルーペ持参 |
《申込み・問合せ先》
幸手自然愛護会 小松テル子 0480(43)0803
|
|
|
|
|
|