トンボ・野草研究家の長須房次郎さんが幸手近郊の自然を紹介

No.51 -6月27日更新-
黒浜沼周辺を歩く
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 6月17日(日)「黒浜沼周辺の自然を大切にする会」の皆さんと黒浜沼周辺の自然観察を行いました。この日のメインテーマは黒浜沼周辺に生息するトンボの調査でした。
 真夏のように暑い日でしたが、小学生も参加して楽しいひとときを過ごすことが出来ました。この日は上沼の周辺をトンボを観察しながら一周しました。
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黒浜沼(上沼) 6月17日撮影
 
 上沼の周囲には、ハナショウブやハスなどのほか、絶滅危惧種TA類にリストアップされているジョウロウスゲ(カヤツリグサ)も見られました。
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ハナショウブ
黒浜沼(上沼)近く
6月17日撮影
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ジョウロウスゲ
黒浜沼(上沼)近く
6月17日撮影
   
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アキアカネの羽化
上沼西側の水田にて
午前7時43分 6月17日撮影
アキアカネの羽化


 上沼西側の水田でアキアカネが羽化しているのを確認できました。午前7時40分前後に観察した時は、羽化直後と思われる固体が見られましたが、午前10時30分頃再び訪れた時には、水田から近くの林下へ向かって飛び立つ固体も見られました。
   
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アキアカネの羽化殻(♂)
6月17日撮影
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アキアカネが多数羽化した水田
6月17日撮影
  この日アキアカネの羽化を観察したこの水田では、昨年6月18日(日)にもアキアカネが多数羽化しているのを観察できました。昨年はノシメトンボも多数羽化しているのが見られましたが、今年はほんの少ししか見られませんでした。
 市街地にある幸手市内の我が家にも、6月20日にはアキアカネ1♂が飛来、6月18日には鷲宮保育園の保育室に1♂が飛び込んできて園児が喚声を上げる一幕もありました。
 6月24日早朝、鷲宮町宝泉寺池近くの水田でもアキアカネの羽化を観察できました。県東地方でのアキアカネの羽化は6月末まで続くものと思われます。
 
観察会で確認できたトンボ
 この日アキアカネの羽化を観察したこの水田では、昨年6月18日(日)にもアキアカネが多数羽化しているのを観察できました。昨年はノシメトンボも多数羽化しているのが見られましたが、今年はほんの少ししか見られませんでした。
 市街地にある幸手市内の我が家にも、6月20日にはアキアカネ1♂が飛来、6月18日には鷲宮保育園の保育室に1♂が飛び込んできて園児が喚声を上げる一幕もありました。
 6月24日早朝、鷲宮町宝泉寺池近くの水田でもアキアカネの羽化を観察できました。県東地方でのアキアカネの羽化は6月末まで続くものと思われます。
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羽化後間もないコシアキトンボの♂
上沼南岸にて午前8時18分 6月17日撮影
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セスジイトトンボ♂
上沼西の水田にて 6月17日撮影
   
  コシアキトンボは当日羽化したもののほか、羽化場所を群飛する成熟した個体も多数見られました。セスジイトトンボも成熟した固体が多数見られました。
 この日、ハラビロトンボは確認できませんでした。が、6月24日朝、鷲宮町八甫上のデンジソウ生育地には成熟したハラビロトンボが見られました。
   
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ハラビロトンボ♀
鷲宮町八甫上にて6月24日撮影
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羽化を終って休息しているアキアカネ
鷲宮町八甫上にて 6月24日撮影
   
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