トンボ・野草研究家の長須房次郎さんが幸手近郊の自然を紹介

No.69 -1月16日更新-
2009年を迎えて
※写真をクリックすると大きな画像がご覧になれます
 新年おめでとうございます。「房ちゃんの自然発見」も今年で7年目を迎えました。
ここまで来られたのも、毎回ご覧いただいている皆さんのお蔭と感謝しています。
 今年も、心新たにして、自然発見の旅を続けていきますのでご支援のほどよろしくお願いいたします。昨年は、皆さんから励ましの言葉たくさん頂きました。また、新しい情報も頂き紹介させていただくことが出来ました。今年も、皆さんがこれは何? と思われたことがありましたら、どんな小さいことでもご一報ください。
今年もよろしくお願い致します。今回は、一年のはじめ、私の目でみた幸手市周辺の新春の様子を写真で紹介します。
≪初 茜≫
1月1日午前5時起床、防寒具に身を固め、初日の出をカメラでとらえよう! そう考え、県境を流れる江戸川に向いました。 途中、幸手市木立にある「ひばりヶ丘桜泉園」近くで車を止めました。
日の出間近な6時30分ころ、東の空が茜色に染まっているのをみてシャッターを切りました。元日の明け方の空が茜色にそまることを初茜と言います。「初茜」は俳句では新年の季語になっています。初茜は出ようとしている初日の前ぶれともいえます。
写真(左)は、2009年1月1日午前6時31分、中川右岸堤防から撮影。宇和田公園の方向へ流れる中川、その先には紺色の筑波山が見えます。写真(右)は、現在稼働していない桜泉園のごみ処理施設の建物です。いずれも日の出20数分前の写真です。
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中川&筑波山
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桜泉園の一部
幸手市木立「ひばりヶ丘桜泉園」近くの中川 右岸堤防から撮影
 
≪元日の関宿城とその周辺≫
 初日の出の写真撮影後、関宿城博物館へ向かいました。ここで、初日の出を迎えた人たちがいっぱいいました。初日を受けて立つ天守閣、西に富士山、東には筑波、利根川と江戸川の分流点、中之島公園などを眺め心新たな新年を迎える事が出来ました。
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1月1日7時34分
初日を受けて立つ 関宿城天守閣
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1月1日7時32分
関宿城天から望む筑波山
 枯草の中には、ピンクの花を咲かせているホトケノザ(シソ科)やオオイヌノフグリ、カントウタンポポなどがありました。※春の七草のホトケノザはキク科のコオニタビラコのことで水田などの湿地にはえます。最近は少なくなりました。
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オオイヌノフグリ
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カントウタンポポ
 
≪江戸川渡河橋設置工事≫
 ここで発見! なんと、江戸川の起点水閘門の下流近くと江戸川左岸堤防に変異? が起こっていました。写真をご覧ください。
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写真左 水閘門近くの江戸川渡河橋設置工事現場 右は完成予想図
ここに建設されている「江戸川渡河橋」は、首都圏氾濫区域(深谷から五霞町までの49.5q)の堤防強化対策のための土砂を運搬する車が通る橋で21年3月までに完成されるということです。
 H19関宿三軒家築堤工事
関宿城から江戸川左岸下流へ740m堤防の天辺に囲いが作られていました。 よく調べてみると、洪水に強い堤防を築くための工事をするために作られたものということが分かりました。工期は平成20年11月11日から平成21年3月19日と表示してありました。堤防の内側に土砂を盛り、浸水や地震に強い堤防にする工事だということが分かりました。
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関宿三軒家地先から見た
江戸川左岸堤防
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下流の関宿台町地先から
見た江戸川左岸堤防
 
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