久喜市で「彩の国元気まつり」、3万人の参加者で賑わう
5月12日(日)、(社)日本青年会議所関東地区埼玉ブロック協議会(高橋祐介会長)は、第32回埼玉ブロック会員大会(主管・(社)久喜青年会議所 折原憲司理事長)を開催し、多彩な事業が行われ、約3万人の参加者で賑わった。午前9時からの記念式典(会場:久喜総合文化会館)は、土屋義彦埼玉県知事、田中暄二久喜市長をはじめ多くのご来賓のご臨席のもと、厳粛且つ華やかな中に元気あふれる式典が行われた。
♪にぎやかでした♪
久喜市総合運動公園多目的広場では、「彩の国元気まつり」が催され、パトカーや消防車の乗車体験、駄菓子コーナーの子ども広場や150店のフリーマーケット、地域をはじめ県内の50を超えるNPO団体や各団体の事業PRコーナーは多くの人で賑わい、食の広場では和・洋・中の料理が28店舗ひしめき、来場者は料理を満喫していた。また、久喜市の提灯祭りの山車や30台のハーレーが会場に華やかさを添え、特設ステージではK−1ファイター角田朗明氏トークショーが行われ、笑いを交えたトークで会場を沸かせていた。
♪ごみの分別にも取り組みました♪
久喜市総合体育館では埼玉ブロック協議会の各委員会の各々趣向を凝らした事業発表が催され、多くの参加者で熱気あふれる盛り上がりであった。今回の会員大会では環境問題も考え、久喜宮代衛星組合のご協力を得て、ゴミはしっかりとした分別を参加者に協力を求めると共に、環境への意識をもっていただく啓発運動にも取り組みました。
・・・繊維リサイクル業者の独り言・・・
現在、フル布・古着などの不用になった物は集団回収又は、行政による分別回収により集められて、私どもの繊維リサイクル業者が買取しているが、そのうち約45%が中古衣料として海外へ輸出され15%が反毛(綿状に戻す)で利用し又、15%がウエス(工業用雑巾)として加工され、約5%位が国内用の中古衣料として利用されています。残りの20%が再利用の方法が無くなってしまいました。これらのものは、元来反毛原料又は中古衣料として再利用されていましたが、産業構造の変化にともない、反毛製品の需要(自動車産業)が減っています。又中古衣料も中国は輸入禁止になり、ほとんどが東南アジアの国向けなので夏物以外は売りにくくなってしまいました。私ども業界でも再利用の方法を色々考え、努力はしていますが、どうしても再利用仕切れないのが現状です。それに、最近衣料品の価格が安くなり消費者の衣料にたいする考え方が使い捨て商品のようになっています。日本の人口は世界の人口の約1.67%、この人口で世界の資源の15%を輸入消費している現状を想うと、このままではいくら環境問題や、リサイクルなどと言っても所詮は、焼け石に水の様に想えてならないのです。節約とか勿体無いとか言う言葉はもう日本語から無くなるのでは?なんて考えてしまいます。
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