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ご挨拶
(社)日本青年会議所関東地区
埼玉ブロック協議会
第36代会長 石倉正仁
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この度、(社)日本青年会議所関東地区埼玉ブロック協議会第36代会長に就任しました(社)埼玉中央青年会議所の石倉 正仁です。よろしくお願い致します。埼玉エコ・リサイクル連絡会の皆様方には、平素より格別なるご指導ご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度は、「さがそう!環境にやさしい商品を 買い物ガイド作成マニュアル ふやそうよ!グリーンコンシューマー」の発行を実現され、私達の一番身近な消費生活を通して環境意識の高揚に取り組まれました事、心より敬意を表したいと存じます。今、地球規模で環境問題は、共通の課題として取り組まれておりますが、その根本は、一人ひとりの意識の問題に寄与するところが多く、その実態は千差万別であります。しかし、身近なところから一歩を踏み出さなければ何も始まりません。私達、青年会議所という団体は、埼玉県内に33団体あり、それぞれの地域において「明るい豊かなまちづくり」に取り組んでいるところでございますが、環境問題に関しましても、例えば(社)草加青年会議所では、「サルベージ」事業として綾瀬川に不法投棄されたものを市民の方々と一緒に引き上げる事業を行いながら、川の浄化や環境意識の高揚に取り組みました。また、(社)加須青年会議所では、毎年、加須インター周辺の空き缶拾いを行いながら、地域の美化や自然の保全に取り組んでおります。更には、(社)川口青年会議所では、川口3Kプログラム(川口環境共生プログラム)を作成し、市内の小学校の教壇にJCメンバーが立ちながら、子供達に環境問題を教えていくような事業を行い、子供達の環境に対する意識の高揚に務めております。このような様々な事業を通しながら、それぞれの地域で活躍している青年会議所メンバーが埼玉県内には、2100名おります。是非、皆様方との連携も密にしていただきたいと思います。
時代として、大量生産、大量消費、大量廃棄の時代は、もう終焉を迎える事でしょう。しかし、飽食の時代と呼ばれた20世紀の遺物が現代の社会問題として顕在している事も事実です。例えば不法投棄された産業廃棄物の山。この問題は、業者のモラルの問題も含んでおりますが、人として、ごみを捨てる行為は、時として心の甘えからくる事があるようです。ごみを捨てるところではない所にごみが置いてあったりした時に、続けて自分も置いていってしまうなどという行為は、日常的に誰でも直面する出来事ではないでしょうか。そんな時に子供達の目が光っているように思えてなりません。我々大人が何気なく行っている行為が子供の心を蝕んでいるように思えます。「今の行動は、子供の手本となるか ならないか」そんな意識をもった大人が多くなることが社会を良くする原動力になる事は、間違いないのです。
結びにあたりまして、埼玉エコ・リサイクル連絡会の益々のご発展と皆様方のご健勝ご多幸をご祈念申し上げ、ご挨拶にかえさせていただきます。 |
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