ごみを知ろう委員会の活動
報告者 竹村元宏
 
ごみを知ろう委員会は、ごみの事を出来るだけ客観的に把握し、市民としてどうすべきかを考えて提案し、自らも活動する委員会です。
私たちは、ごみを感覚的に考えるのではなく、数量的に捉える事に努力しています。
燃やせるごみは各市町村で何トン出されているの?
燃やせるごみには水がどのくらい入っているの?
生ごみはどの位出ているの? 紙は? プラスチックは?
ごみ1トン当り収集費は幾らかかるの?
焼却場の建設には幾らお金がいるの?
生ごみは燃やすのと、家庭で処理するのはどっちがお金がかかるの?
 
ごみを知ろう委員会のメンバーは、こんな疑問に答えを出そうと、足と脳みそと、メンバー同士が話し合う事で、努力するのです。
ええっ!何故かって?
答える前に上の疑問で分かったものについて答えを云いましょう。
埼玉県全体で言うと、燃やせるごみの量は214万トン(平成13年)、含まれている水分は99万トン、生ごみの量は92万トン、紙布は67万トン、プラスチックは23万トン。
収集費は川越市の場合トン当たり約2万円。
焼却場の建設費は、1年365トン(1日1トン)処理量当り約6千万円(1996年建設分)、年7万3千d処理設備の建設費は120億円。
オドロキ!
生ごみは燃やすのと、家庭で処理するのはどっちがお金がかかるの?
ウオーッ!これこそが今ごみを知ろう委員会が夢中で取り組んでいるテーマ。今年8月ごろ発表できる予定。乞うご期待!
では、ごみを知ろう委員会が何故ごみを数字で捉えようとするのかに答えましょう。
ごみを数字で捉えると
目標が決まるから 例えば、我が市の生ごみを10年後半分にするには1年平均○○トン減らさなければならない。
改善した時の効果が判るから 例えば生ごみを家庭で生ごみ処理機を使用して処理すると、収集費は○○○○万円下がるはずだ。
燃やせるごみの中の紙ごみの半分をリサイクルできたらリサイクル率は○○%向上する。
ごみを知ろう委員会は、自分たちの努力で判ったこれらの結果を、行政にでも、市民団体にでも、市民にでも提供します。
お望みの方は埼玉エコ・リサイクル連絡会にご連絡ください。
そして今後、ごみを知ろう委員会は、埼玉エコ・リサイクル連絡会として、ごみをこうやって減らそうよ。そうするとこれだけ年間のお金が少なくて済むよと、行政や、市民団体に提案しようとしています。
会員の皆さん。是非ごみを知ろう委員会に参加してください。
 
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