入間青年会議所
北園 稔
埼玉ブロック協議会では去る6月7、8日に第33回埼玉ブロック会員大会並びにハートフルフェスタ2003LOVE SAITAMAを富士見市、上福岡市、大井町、三芳町を活動エリアとする社団法人東入間青年会議所主管により富士見市文化会館「キラリ☆ふじみ」及び隣接の富士見市民総合体育館において開催させて頂きました。埼玉県知事土屋義彦様、富士見市長浦野清様はじめ多くのご来賓の皆様そして数万人のご来場者を迎え、天候にも恵まれ、楽しく賑わいのある2日間を過ごすことが出来ました。
会員大会は県内33の青年会議所メンバー2100名が一堂に会する機会であり、本年のこの大会では青年会議所が県民の皆様へ情報を発信し、地域主権へ向けて真のパートナーシップの構築を様々の方々と共に確立し、愛する地域そして埼玉の魅力創造へ繋がるよう、そしてまた皆様が光り輝く笑顔でいられるよう、「燦燦」をテーマとし、燦燦と輝くアクロポリスの創造を目指し、地域主権に関する事業、青少年共育に関する事業、地域住民とのコラボレート(融合)事業、33青年会議所メンバーの研修・交流に関する事業の4つの事業展開を行わせて頂きました。
またハートフルフェスタは対外波及型の県民発信事業であり、本年のハートフルフェスタ2003LOVE SAITAMAでは「愛」をテーマに県民・行政・市民団体・民間企業で「彩の国さいたま」の魅力を共有し楽しみながら郷土愛やふるさと意識を持ち、さらに新たな魅力発信・発見をして頂くことを目的に、音楽を通じた事業、遊びの中から学ぶ事業、ブースでの発信事業、地域の魅力発信事業などを中心に行わせて頂きました。
このようなイベントの際には出展ブース、特に飲食関係のブースにおいて廃棄物の発生が課題となりますが、今大会では出展者側には出展希望者の説明会の段階から、ゴミの各自完全持ち帰りを徹底させて頂きました。出展者側の皆様も各自荷物の軽量も含め、効率的に活動するために、予測される廃棄物の減量に努めて戴く事が出来ました。主催者として何店かのブースでの立ち寄り確認をしたところ、ビン・缶・割り箸等整然と分別されているものが多く見受けられました。また会場内には各種分別ゴミ・回収箱を最低限用意しましたが、主催者側として1時間毎の確認回収により、ゴミの山積みからのゴミの混合を未然に防止することにより、来場者の方々も容易に分別した廃棄が出来るものとなり、意識しないでも習慣のようになり得ることに近づけたものと思われます。またイベントの一つにダンボール迷路の企画で子供達に遊んで貰ったものも再利用し荷運びやゴミ・回収箱とし、最大限楽しんで頂き、最小限廃棄物の発生の防止に成功したと思われます。さらに会場施設内でのセミナー分科会、講演会等でも紙面での資料やチラシの配布を極力避け、映像による解説や紹介等を活用することが推進され、廃棄物の発生を防止するよう努めました。
今回は環境を特に課題にしたものではありませんでしたが、主催者側も出展者側も来場者も、ごくごく当たり前のように、意識しなくても自然に環境に対して行動できるものとなったと思われます。今後も様々な場面での運動の際に平行して環境に対しての活動を行うよう努めて行きたいと思います。
 
 
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