環境フェスタSAITAMA 2005 in所沢の報告
第1分科会= 3Rのすすめ
第2分科会= みんなで取り組むエコライフ
第3分科会= 環境学習最前線
第4分科会= 環境にやさしい交通の取り組み
第5分科会= 企業が取り組むエコアップ宣言
12月3日(日)、環境フェスタSAITAMA 2005 in所沢が所沢市民文化センターで開催されました。
センターのホールの周りでは、県内の環境グループ、企業の展示があり、隣の航空公園の、文化センターそばの広場では、フリーマーケットがくりひろげられていました。

午前中は、5つの分科会が開かれ、各地の実践が発表されました。
分科会のひとつ「3Rのすすめ」では、3つの取り組み発表がありました。
@ 潟Wェイ・アール・エスは、所沢市内の48小・中学校の調理屑や食べ残しなどを飼料と肥料にリサイクルしている実績を紹介。・・・スライドで紹介された、給食の食べ残しのパンやおかずがあまりにも多く残っていることにビックリしました。
A 朝霞市リサイクルプラザ企画運営協議会は、廃食油利用の固形石鹸つくり、古布の裂き織り、布ぞうり作りなどの活動、市との共催による環境大学開催、年4回の啓発誌の発行などを紹介。特徴として、駅の近くなので、人があつまりやすいことがあげられていました。
B 厚木なかちょう大通り商店街は、キッチンリサイクル(生ごみを家庭から買取り、堆肥化することにより、持込者にはエコマネーと交換する)、空き缶・ペットボトルを回収してゲーム券などと交換する、街路灯を太陽光発電のものに交換した。などの実績を紹介しました。


午後は講演会と発表がありました。
北野大さんのお話は、「やさしい環境講座・・・持続可能な社会のために」と題し、環境問題の大きな視点でのわかりやすい解説でした。
海老名香葉子さんのお話は「"もったいない"の心で毎日を」でした。
最初は落語家の家庭の最近漬物を漬けたことなどの生活ぶりから始まりましたが、戦前の海老名さんが生まれた、本所深川の商店街の、ものは豊富にはなかったものの、隣近所助け合い、楽しさも分け合う「いきいきした生活」が、目に浮かぶようなお話となりました。さらに疎開先で「東京大空襲があり、本所深川は全滅」と知り、すぐ上の兄と二人だけが残り孤児となってしまったあとの「その日暮らし」の毎日、春になり、はこべなど青草をみて「あーこれでなんとか生きていける」と感じ、フスマ入りの雑草汁を飲んで飢えをしのいだという体験をさらっと、語られました。8歳で孤児となってからの、悲惨ともいえるような生活をたくましくのりこえられたのも、下町の生活の中で大人たちの語りかけや、生活から学んだ「生きる力」とシンプルで理にかなった生活の技、人とのつきあい方、距離のとり方などが体の中に沁みこみ、十分につちかわれていたのだと思わされました。次世代の子供たちに「生きる力」をつちかっていくのは、環境問題の芯の部分といえるでしょう。
未だ「もったいない」と孫の鼻をかんだちり紙をエプロンのポケットにしまい、あとで、使うという暮らしぶり、賞味期限なんて気にしない、ということなども笑いをまじえて語ってくださいました。海老名さんはなにより説得力のある「もったいない」を語る最適な人でした。
そのあと、所沢・生命と緑を守る会の「エコライフデイのとりくみ」と明峰小学校の「トコロキッズ地域エコクラブの生ごみ堆肥による花づくり」の発表がありました。

(報告 小野・園田)

 
 
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