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越冬しているホソミオツネントンボ |
ホソミオツネントンボの越冬している林の中
平成22年2月18日午前10時12分撮影
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ホソミオツネントンボは写真のように林の中の日当たりのよい場所の中ほどに生えているウコギの枝に頭を押し付け、枝の延長になる様な形で、硬直状に静止していました。
白く見えるのは17日夜から降り継いだ雪の塊です。 |
ウコギの枝に静止しているホソミオツネントンボの♂
平成22年2月18日午前10時8分撮影
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トンボもウコギの枝の一部分に見えますね。枝の刺も外敵からトンボを守ってるのでしょうか。
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ウコギの枝に静止しているホソミオツネントンボ♂
平成22年2月14日午後4時30分撮影
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14日、久喜自然愛好会の鈴木晃さんに案内されて、越冬地を訪ねたときに撮影。雲が垂れこめていた夕方。薄暗かったのでフラッシュを使って撮影。
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ウコギの枝に静止しているホソミオツネントンボ♂
2月17日午前11時24分撮影
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3日後の17日に再び訪れると、止まっている位置が少し変わっていました。 |
ホソミオツネントンボIndolestes
peregrines (Ris,1916)は、丘陵地や平地の挺水植物の繁茂する池沼や溝、湿地の滞水などに生育する。秋に羽化して、水辺を離れ、未成熟のままで成虫越冬し、翌年春水辺に現れ、交尾産卵する。冬の間は、地上1m以下の細い枝の先端に、写真のように頭を押し付けて硬直状に静止して越冬する。
産卵は、連結して植物組織内に行う。産卵の様子をかつて高須賀池で撮影、その記録は平成10年6月3日の埼玉新聞紙上に掲載済。和名は「細身越年トンボ」 |
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春になって水辺に現れるホソミオツネントンボ |
春になると成熟して水辺に帰ってきたときは、次の写真のように、♂は美しい青色に、♀も緑がかった青色に変わります。 |
ホソミオツネントンボ♀
平成21年4月30日午後1時30分撮影
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ホソミオツネントンボ♂
平成21年4月22日午前8時18分撮影
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上の写真は、幸手小学校(小山茂男校長)の自然観察園「ビオット」で、同校の長沢孝美先生が撮影したものです。なお、幸手小学校の自然観察園「ビオット」については、本シリ―ズNo,54(
平成19年10月)で詳しく紹介してありますので参照して下さい。 |
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≪こんな風景ご覧になりましたか?≫ |
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2月14日午前10時過ぎ、幸手市上高野地内で撮影しました。
前日、2月13日夜半に雪が降りましが、朝にはすっかりやんでいました
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≪間もなく花見を迎える権現堂公園≫ |
桜堤から外野橋方面を望む
平成22年2月20日撮影
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遊歩道の整備された菜の花畑
平成22年2月20日撮影
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フジバカマ自生地付近
平成22年2月25日撮影
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第5回野草写真展 |
久喜自然愛好会主催の野草写真展は2月12日から17日まで、久喜市中央公民館ロビーで開かれました。会員の撮影した60点の写真が展示され、県内各地からたくさんの皆さんがおいでになりました。
これらの作品の中から40点の作品は、3月末まで、小林正男理事長さんのご厚意で「久喜の里」に展示されております。 |
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第5回野草写真展の風景 ※「久喜の里」久喜市下早見1728-2 電話0480-25-2100
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