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【第1分科会】
容器包装リサイクル法とプラスチック
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第1分科会は、容器包装リサイクル法に関係する4人の講師と100余名の参加者によって、現状の具体的な説明と熱心な討議が行われました。講師は法律を作る立場の農水省:武藤誠氏、容器や包装を使って品物を売る立場のジャスコ:小田根章氏、排出品を回収保管にあたる立場で既に業務を開始している鴻巣市の原正氏、回収された品物を処理する会社ウイズウエストジャパンの桂繁氏で、それぞれの立場で実施状況の現状や問題点についての報告がなされました。
特に「容リ法」のなかでも『その他プラスチック』の分別収集を開始している市町村は埼玉県内ではまだ少なく、実施している場合でも分別の難しさや回収品の品質ランクに問題があるなど種々の指摘がなされました。
今後「容リ法」による業務を開始する市町村が徐々に増えていくが、材料の識別表示などを徹底して消費者が分別しやすくする対策、回収品による再生商品の積極的な利用の必要性などがそれぞれの立場から訴えられました。
また、参加者からは「消費者の負担が大きすぎる。業者にゴミになる製品を、作らせない・使わない」指導が必要ではないか。「資源ゴミを回収し再生してもかなりの費用が発生する、ゴミになるものを減らすべきではないか。など、特に川上側に対する対策が必要との意見が多く出されました。
私たちはこの「容リ法」による業務を実施する市町村が、増えてくるに伴って生じてくる問題点を把握し、具体的な改善内容を提起してより良い法律に修正していく必要があるのではないかと考えます。
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