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【第2分科会】
生ごみの有効利用と有機農法
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まず、エコリサ会員上領さんの「生ごみは燃えない」実践報告から
生ごみ堆肥化をしている上領さん宅において、燃やすごみの排出は、主に食品用プラスチックで1月に
3回のみ、毛呂山町平均の20分の1しか出ない。一般家庭のごみは、生ごみに含まれる水分が全重量の約半分を占め、野菜の燃焼実験結果より「燃えない生ごみ」を処理するために多くの燃料が使われ、非常にムダである事が報告されました。 |
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次に農学博士伊達昇先生による「生ごみの有効利用と有機農業の推進」から
産業廃棄物としての生ごみはリサイクル率48%とすすんでいるが、一般廃棄物の生ごみに関しては0.3%と非常に低く、再資源化が求められている。生ごみ堆肥は、昔から農家で歓迎される牛糞きゅう肥と似た成分で野菜・花づくりに向いている。堆肥作りで大切なのは、小さくカットした生ごみを軽く絞り乾いた土・落ち葉・米ぬかなどを混ぜ込み
空気を送って 微生物が働きやすい条件を整えてやる事。「微生物の堆肥づくりのリレー」のメカニズムを生かして、植物の根に元気を与えるのが有機農法の特徴である。
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質疑応答では、「生ごみ中の塩分は、2%程度まで。油は、べたべたして空気を遮断しない程度までなら影響はない」と、私も不安に思っていた事などが活発に質問され
大成功でした。 |
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