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講演会 3月10日 浦和市民会館
創ろう容器の循環システム
デポジット制度&容器包装リサイクル法
デポジット法制定全国ネットワーク事務局長 井口博さん
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報告者 園田真美子
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3月10日、埼玉県浦和市民会館に於いてデポジット法制定全国ネットワーク事務局長の井口 博さんをお迎えして、デポジット制度のシステムから容器包装リサイクルの問題点に関する話をお聞きしました。 |
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デポジット制度とは「商品価格にあらかじめ、一定額を預かり金として上乗せし、容器などの費用返却と引き換えに預かり金を払い戻すシステム」です。その効果は、散乱ごみが減る、リターナブル容器の循環が進む、資源リサイクルが進む、乾電池、蛍光管などが対象になれば有害物が回収できる、などがあります。そして、自治体が
回収・処理を税金で負担している現状と違って、事業者が負担するシステムであるということが、意義として大きい。それに対し、飲料メーカー団体からは反論が出てます。小売店の負担が大きい。商品価格を、高く売らなければならない、などです。アメリカ、台湾などで実施されていますが、国内で実施している例としては姫島、八丈島、早稲田商店街などがあります。
今年度4月から完全施行された容器包装リサイクル法には問題点があります。使い捨て容器に対する発生抑制効果がない、結果的にリターナブル容器を減らしている、自治体が負担する収集、運搬、分別、保管コストが高いなどです。
ですから、他の団体と連携して、容リ法の見直しを求める活動をしていくことにしています。主な課題は廃棄物概念の見直し、市町村のごみ処理義務の見直し、回収率を高めるシステム、リターナブル容器が有利になるシステム作りなどです。
お話の後、活発な自由討論が行われました。 |
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★相馬建設工業エコハウス見学(川口市)
2月4日 役員6名でお訪ねしました。
まず、入口から廃タイヤを利用したブロックが敷かれ、道行く人がいつでも環境情 報が見られるように、大きなガラス張りの掲示板があります。作業所内では、建設業の仕事から出る金属塁の分別ボックスが整備され、雨水利用もされています。生ごみ処理機もあり、そして屋上には、風力発電や太陽光発電が設置されています。すべては環境のための試みであり、設置するだけでなく、データも怠ることなく取りつづけられ、見せていただいた新聞切り抜き帳には情報がいっぱい、そして相馬さんの熱い思いがぎっしり詰まっているように感じられました。仕事が休みの日曜日なら、受け入れ可能だそうです。ぜひ、数人で誘い合わせて、見学されることをお勧めいたします。
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