第1分科会報告
報告者 伊藤 厚
 
第1分科会は、本会の「ごみを知ろう委員会」(チームリーダー竹村元宏)が担当しました。参加者はスタッフを含め約110名、うち行政から22名、その他の方も市民団体リーダーなど、さながら専門家集団の会合のよう、各講師のお話しもパワーポイント、画像で視覚に訴えながらの中身の濃いものでした。なお詳しい内容に就いては、資料ご請求ください。第1分科会は、本会の「ごみを知ろう委員会」(チームリーダー竹村元宏)が担当しました。参加者はスタッフを含め約110名、うち行政から22名、その他の方も市民団体リーダーなど、さながら専門家集団の会合のよう、各講師のお話しもパワーポイント、画像で視覚に訴えながらの中身の濃いものでした。なお詳しい内容に就いては、資料ご請求ください。
 
(一)テーマ「埼玉県平成11年〜13年度に於ける
可燃ごみの内容解析」
報告者 伊藤 厚
 
此れまで県又は各施設などから発表される可燃ごみの組成別比率(重量比)は、サンプルを乾燥させての計量に基づく数値で、家庭から出た時の含水状態の数値ではありませんでした。そこで当委員会では可燃ごみ各成分毎に、含水状態への戻し計算を行った処、紙布類51.8%→31%、ビニール19.6%→11%、木竹藁7.8%→11%、厨芥ごみ14.4%→43%この数字から、ごみ減量、焼却炉効率に関し「厨芥ごみ」対策が大事な事が分かりました。
 
(二)テーマ「川越市に於けるごみ減量施策(省略)と、
     ごみ処理原価計算に就いて」
川越市環境業務課  山口健一氏
 

(竹村談、川越市の原価計算システムは一流企業に出しても遜色が無い)
1 何故ごみ処理原価計算が必要か
*ごみ処理の将来設計(有料化、収集方式、収集回数など)*ごみ処理手数料算定根拠(持ち込み分)
*市民への説明責任(ごみ減量計画などの説明に際して)

2 原価計算の算出方法 *(歳出−歳入)÷ごみ処理量=単位ごみ処理原価
川越市 38,476円/t
(歳出とは人件費・物件費・減価償却費・公債利子等)
(歳入とは行政財産使用料・ごみ処理手数料・廃棄物再生
原料売り払い収入・リサイクル物品売り払い収入)

3 なお他に*ごみ収集は直営、小規模焼却炉、最終処分場の他地区依存等は割高になる。

*ごみ処理手数料(事業系)改定の必要性(他地区からの流入・リサイクルコストとの乖離)*ペットボトルのリサイクル費用、行政の負担77%もっと企業、消費者に負担して貰わねば・・家電処理料の購入時前納、など等のお話がありました。

 
(三)テーマ「一年でごみ排出を半減した日野市の戦い」
日野市環境共生部リサイクル促進課 佐野栄一氏
 
 
 
 
Copyright (c) 2007 埼玉エコ・リサイクル連絡会 All Rights Reserved.