エコ・リサイクル交流集会2007
2007年2月3日(土)さいたま市民会館うらわ
10時〜16時30分

『築こう!持続可能な社会』〜みんなの工夫で実現へ〜
基調講演:どうなる食品リサイクル 〜企業では、家庭では〜(10:30〜11:50)

「改正に向け審議が行われている食品リサイクル法の概要について」
 
農林水産省総合食料局食品産業企画課食品環境対策室
室長 西野豊秀さん
「小川町の農家と消費者の連携による家庭系生ごみリサイクルについて」
  特定非営利活動法人 小川町風土活用センター 代表理事 桑原 衛さん
 
<分科会(13:15〜16:30)の概要>
第1分科会「ごみ処理状況について」
 ごみ処理状況を公開している先進的取り組み事例を2つの市からとして発表。加えてエコ・リサが調査した内容を交え、ごみを出す側、処理する側からの、ごみ情報に関するあり方を考えましょう。

講師 坂戸市環境部廃棄物資源課 副主幹 清水満夫さん  
講師 北本市市民経済部環境課 参事兼課長 丸谷義信さん
講師 エコ・リサ ごみを知ろう委員会 竹村元宏さん
第2分科会「ラクして省エネ快適住まい、ホップ・ステップ・ジャンプ!」
 人はなぜ 冷房28度設定に失敗しやすいのか?冬暖かく、夏は涼しい、空調に頼らずに快適に過ごす住まい方を提案。緑のカーテンは入門編、温暖化防止の基本から樹木の配列の工夫までトータルで考える。 
  講師 グリーンチェーン推進ネットワーク幹事   三牧省吾さん 
講師 埼玉県環境部 温暖化対策課  郡司(ぐんじ) 高宏主査  
講師 さやま環境市民ネットワーク 本橋 亮一さん
第3分科会「小川町発」−地域でつくる循環の輪とネットワーク−
 生ごみの発酵槽によるバイオガスと液肥の利用、自然エネルギーなどのNPOふうどの実践と資金調達法などをお話いただき、他の事例も合わせ、県域のネットワークづくり進める場とします。
  講師 NPO法人 小川町風土活用センター代表理事 桑原 衛さん
講師 NPO法人 小川町風土活用センター副代表 高橋 優子さん
講師 埼玉県農林部農産物安全課食品リサイクル担当 斉藤達朗さん

ごみを知ろう委員会のご案内
(第1分科会)
 どの自治体も税収が年々減ってきている中でごみはそれほどに減ってはいないし、ごみが減ってもごみ処理費用は減らない例もあります。ごみの排出量とごみの処理費用の削減を進めるには、処理量や処理費用の内容についての情報を、行政と市民が共有することが必要と考えます。
 当分科会を担当する「ごみを知ろう委員会」では、昨年から今年にかけて、埼玉県内の各自治体に、ごみの処理量や処理費用とその公開の内容についてアンケートを行ないました。
 その結果、今の「ごみ処理費用のとらえ方」と「ごみに関する情報の公開の仕方」に問題がありそうなことが判ってきました。
 そこで、第1分科会では先進的事例として、市がごみの排出量の速報などを出して住民にごみ減量を呼びかける努力をしている坂戸市の例と、ごみの種類ごとの処理費用を市民と行政が協同でとらえている北本市の例を発表して頂くことにしました。
 また、当委員会がおこなった県内市町村のごみについての情報公開の現状についても発表します。以上を元に会場の皆さんと共に、循環型社会を目指して、住民と行政がごみ問題を考えるとき、どのように関わりあえば良いかなど前向きな話し合いをいたしましょう。
ライフスタイル委員会のご案内(第2分科会)
冷蔵庫の電力消費量、カタログ表示と使用実感が異なる原因は・・・?
 最近の省エネ型冷蔵庫は、およそ10年前の冷蔵庫に比べ、消費電力量が3分の1から5分の1になっていると言われているが、日本消費者連盟が、数社のメーカーの冷蔵庫に、通常家庭で使用するように各種の食品を入れてどのくらい電力を消費するかを調べた処、メーカーにより異なるが、カタログに記載されている電力使用量の2倍から6倍の電力を消費する、と言う実験結果を発表した。
 この違いの原因として、カタログにある消費電力量は、JISに基づいて測定したもので、冷蔵庫の中は空で、また、霜取り装置は働かないような条件で測定している事が判り、通常使用する条件とは全く異なるものである事が判明した。
 NPO法人足温ネットのT氏が「エコワット」を使って調べた所、今までの冷蔵庫の半分以下で、700KW/H以上の節約になる事がわかった、と言うことである。
 詳しく知りたい方は、省エネがテーマの第2分科会にぜひご参加ください。
資源循環委員会のご案内(第3分科会)
 活動テーマは生ごみ! 
驚きの先進地域『朝霞・志木』
―'06.9.29見学会報告
 ○ エコネットあさか(朝霞市リサイクルプラザ)午前、11名参加
 "皆が集う「リサイクル」の情報拠点"―朝霞市生ごみ等減量・資源化研究会の副会長の野口久美子さんがパワー全開で案内してくださいました。
1階 リサイクルショップ、ギャラリー、太陽光発電表示パネル、無料で古本を提供するコーナー、外から直接入れるシルバー工房
2階 リサイクル情報コーナー、リサイクル体験コーナー(工具を使ったリサイクルの体験もできる)、リサイクル情報図書コーナー
3階 リフォーム工房(衣類のリフォームができる)、リサイクル工房(この日は数人で茶殻絞り袋を製作中でした)、リサイクル活動室(学習、講座、講演会もO.K.)
屋上 ソーラーパネルが84枚設置され、平成17年度はプラザの電気使用量110,000kwの内の9,500kw(約8%)をまかなったそうです。  
建物の横にはほど良い駐車スペース(緑化ブロック)もあり、他にも、雨水利用設備、再生タイル利用、トップライトなど取り入れられています。
プラザの隣の、市が借り上げてくれた畑を、毎週水曜日に20人から25人が集まり耕しています。持ち寄った生ごみ、落葉と彩の国コンポストで堆肥を作り土を改良して数十種類の野菜、花を育てています。
 
○ 大村商事(朝霞、志木)  午後、9名参加
 元々は一般廃棄物(家庭系、事業系)、産廃などの業者だったのが学校給食(志木市、和光市)などの生ごみを材料として堆肥を作ることもするようになったそうです。若き大村専務が2か所の事業所を情熱をこめて案内、説明してくださいました。
3ヵ月寝かせて又3ヵ月
 チップ化した剪定枝や刈草を3ヶ月置いてから、水分調整のためのおがくず(圧縮してブロック化したもの)と志木市や和光市の学校給食の生ごみ(食べ残し)とを混ぜ、7日に1回ぐらいの割合で撹拌しながら、3ヵ月たてば出来上がりです。木や草と生ごみとの比率は1:1でおがくずは様子を見て入れるそうです。
販路その他
 農家に買ってもらいたいが、条件が厳しく(小さな袋で数十など)大半は市民農園の人々に売っているのが現状。受け入れ量は日に1tから2t。人件費についての質問に対して「他の仕事の隙間(空き時間)でやっている」ので何とかなっているとのこと。
実験中
 構内によその会社に貸している実験棟があって、そこでは生ごみを水と二酸化炭素にすることを大規模に実現するべく奮闘中でした。すでに特許は取得済みで、生ごみを大量に入手可能な環境をもとめて大村商事に来たとのことでした。
この見学会で市民パワーにうたれ、生ごみ処理の未来に希望を持ちました。

(報告者 原田 史)

 
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