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第12回研修見学会報告
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| エコ・リサ研修見学会は、毎年夏に開催し12回目になります。今年は8月23日に参加者21名で入間リサイクルプラザと坂戸市環境学館いずみを見学しました。(報告:大前) |
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リサイクルプラザは、入間市総合クリーンセンターに併設されているため、入間市のごみ処理についての研修からスタートしました。焼却炉などの施設内の様子は、テレビモニターの切り替えで、見学者も廊下で確認できるような設備になっています。クリーンセンターはH8年に123億円かけて竣工、3基の焼却炉が7時30分から11時30分までの16時間稼動で1日150トンのごみを焼却しています。リサイクルプラザはH11年3月に竣工、年末年始以外は営業しています。正職員は3名のみ、リサイクル研究室の市民ボランティア37名と7団体で運営しています。
入間市の人口は、15万人弱で近年横ばいの状態、ボランティアの方々の減量活動・運動への取り組みや市民の徹底した分別への対応の結果、H13年度の55,088tをごみ量のピークとして、H16年度は51,141tと約4,000t減少しています。そのため、1人1日のごみ量は934gと微減傾向にあり、今後も1日100g減量を目指しています。
ごみ処理にかかる経費は、H13年度に比べてH16年度は1億6千万円もアップしています。リサイクル費用として7〜8千万円、プラスチックなどの容リ法に関して6〜7千万円かかり、資源化を進める費用負担が大きく、一人あたりのごみ処理額は、12,444円となっています。
ちょうど、ごみを収集車がごみピットに搬入している時に、多量の放水をピット内にしていたので確認したところ、収集車のごみが火災を起こしたため、ぼや程度だったために、その場で水をかけて消し止めたということでした。環境センターで、収集中のごみがよく燃え始めると聞いてはいたものの、火災現場に遭遇することになり、あらためてライターやガスボンベの廃棄時の注意の大切さを実感しました。
入間市内に12万立方メートルの最終処分場があります。最終処分場の延命のため、焼却灰をセメントに35%混ぜて高熱で溶融することで、御影石のような建設資材にリサイクルし、埋め立てる焼却灰を45%程度減らしています。現在66%くらい埋めているので、ごみの排出量が現在程度を維持した場合、H27〜28年頃まで使用することが可能になります。
資源ごみに関しては、昨年有価物として抜き取りを禁止する条例を制定し、市内3,184ヵ所の集積所にチラシを貼って周知を徹底、職員が7:30〜8:30までパトロールをしています。
家具や小物類は、シルバー人材センターの一級家具資格者5名に修理を依託。自転車の販売やフリーマーケットの収入とあわせて、H16年度は約460万円の収入がありました。シルバー人材センターに460万円の依託費を支払っているので収支はトントンですが、確実にごみを減らすことができました。修理した家具などは、リサイクルプラザに価格と重量を表示して、抽選ではなく、希望者に販売しています。木製の端材を使って、コマや動物のおもちゃを作り、保育所などに寄付し使ってもらっています。
リサイクルプラザでは、リサイクル研究室のメンバーが講師となって毎月第2日曜に、マイバッグを古布で製作指導・布ぞうり作り・生ごみ堆肥化相談コーナー・さき織り教室・おもちゃ病院・リサイクルおもちゃ作りなどの様々な教室を開催しています。
リサイクルプラザでの体験教室はもちろんのこと、小学校や自治会などを対象にごみ分別ゲームなどの出前講座をボランティアと協力しながら職員が積極的に展開し、市民にごみ減量の理解をはかっています。リサイクル石けんに関しては、指導員制度を設け、給食センターの廃油を原料とした石けん作り講座を行い、無料配布しています。
イスのクッションを張り替える作業は、傷んだクッション部分を取り外す事が大変で、座面を止めつける手際のよさは見とれてしまうほど。聞けば、布とウレタンが接着された座面に使う材料も廃棄されたものからの再利用とか。廃棄物の中から、新しい利用方法を見つけていくのもリサイクルプラザの醍醐味かもしれません。
H14年11月に建設費約1億円かけて建設された、北坂戸駅か
ら徒歩15分の住宅街の中にある木造平屋建ての施設です。展示室の梁には新潟県寺泊の古民家の一部が再利用されており、高麗川流域の生きものや風景などが展示されています。
10kwの太陽光発電システムが、約880万円のNEDOの補助金・グリーン電力基金助成金にて設置されており、主に施設内の空調設備の電気として利用されています。雨水再利用システムとして20立方メートルの貯水タンクの水をトイレ洗浄水に利用しています。
ホール床には下水再生レンガが敷き詰められているのですが、レンガの質が一定でないためにデコボコが生じており、危険防止のためにじゅうたんを上から敷き詰めているとのことで、やはりリサイクル製品の質の向上が、今後の循環型社会構築には必要不可欠と感じる場面でした。
さき織りや布ぞうり製作などの体験教室は、小学生から一般の方まで人気の講座となっています。様々な団体が廃食油をリサイクルして石けん作りに取り組んでいます。 |
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